<オイルキャッチタンク装着> 06.5.22

M3Cのエンジン(S50B32)に限った話ではないですが、サーキット走行時に大きな横Gがかかると、ブローバイにオイルを吹いてしまい、これがイロイロな不具合の原因となります。

BMWはエンジンが右に傾いて搭載されているので、ブローバイ配管はヘッドの左側にあります。
この為、右コーナーの横Gでオイルを吹いてしまうんですが、日本のサーキットって殆ど右回りなんですよね...(^^ゞ

※本レポートを参考に作業しようという奇特な方は、自己責任にてお願いしますね。(^-^;

M3のブローバイ経路には標準でオイルセパレータが付いているんですが、サーキット走行時には分離しきれないオイルがサージタンクに戻って溜まってしまいます。

このオイルのせいでエアフロは狂うは、シリンダーにカーボンは溜まるは、アイドルバルブは詰まるは...と何も良い事は無いので、レーシングカーみたくオイルキャッチタンクを追加する事にしました。

こちらが装着するオイルキャッチタンクです。

国産車用の汎用品なので、もちろんポン付けとはいきません。(^^ゞ

M3のブローバイホースはインマニの下でサージタンクに繋がっています。

先ず最初に、作業するのに邪魔なインマニを外していくと...

な・何と、スロットルバタフライ部分にもオイルが溜まっていました!!

もちろん、インマニ内部にもベットリとオイルが付着しています。

チョット見辛いですが、スロットルバタフライの奥はカーボンが溜まっていました。

M3のエンジンって吹き返しが多いんでしょうかねぇ...?

折角なので、スロットルバタフライ部分は綺麗に清掃しておきます。

画面中央がブローバイの配管です。

そして、チョット判り難いんですが、画像中央の黒い筒がオイルセパレータです。

サージタンクの陰の隙間にありました。

2枚前の画像の配管を取り外したのが、こちらです。

この配管にキャッチタンクを割り込ませればOKなんですが...

この配管のサイズは内径Φ23mmくらい。
一方、キャッチタンクの接続配管はΦ15mmで、そのままでは接続できません。

工具店に行ってΦ25とΦ15の配管を繋ぐアダプタを探して貰ったんですが、出てきたアダプタの寸法は、なんと長さが170mm!!!

そんな大きなモノがインマニの下に収まる訳が無いので、代用品を探すことに...

...んで、当ても無くホームセンターをウロウロしていて、ガーデニングコーナー(^^ゞで見つけたのが画像の「メタルネジニップル(屋外散水用)」です。

こいつの寸法はニップル側が約Φ16、ネジ側が約Φ25と測った様にピッタリです♪♪

カッターで適当に切断した純正配管にネジニップルを捩じ込んで、ホースバンドで固定します。

※純正配管は伸びる材質なので、多少アダプタのサイズが大きくても大丈夫ですが、ブローバイオイルは100℃以上の高温になるので、アダプタは熱に強いモノにしましょう。

ニップルにΦ15の耐油ホースを繋いで、元通りセパレータとサージタンクに接続します。

キャッチタンクは出来るだけエンジン熱の影響を受けない位置に装着するのが良いのですが、M3Cのエンジンルームはギッシリ物が詰まっているので、良い装着スペースがありません。
キャッチタンクをアチコチ仮置きして検討した結果、右ヘッドライトの後方ならスペース的にも何とかなりそうだし、多少は走行風による冷却も期待出来そうです。

ちょっと配管が長くなるので、見栄えは悪いのですが、この位置にキャッチタンクを装着する事にしました。

まぁ〜、S耐の46M3とかもこの位置にキャッチタンクを付けているので、ここがベストな位置でしょうね。

キャッチタンクのステーは、汎用ステーを切った曲げたして装着です。

サーキットの横Gや振動に負けない強度が必要なのですが...まぁ〜、たぶん大丈夫でしょう。(^^ゞ

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