ダイナミック・ソアリングの謎
実機のグライダーでのダイナミックソアリングについてはライヒマンの'Cross Country Soaring'の中にインゴ・レナーが飛んだ実例という記載があるのが有名です。しかし下記にもある歴史的な話以外の現代的な記述がないのはなぜ?????? 本当にVG翼でない現在までの実機の能率で可能なのか?
ダイナミックソアリングについては日常的な利用が模型グライダーのサイトに記述があります。彼らが障碍物の裏側で飛ばしているやり方が普通のリッジソアリングと違うのは確かなようだが、その飛行原理がダイナミックソアリングなのかについては疑問がいっぱい。実機のグライダーで報告例が極端に少ないのが実機では同じ場所に留まる飛び方が面白いとはされないためか、ダイナミックソアリングが発生していても近傍で異なる形の上昇風が利用できてしまうのでそちらへ行ってしまうのか、はたまた実機より低いレイノルズ数の領域でないと利用しにくい現象なのか、または地面に近くまで降りないとだめなのか、単に実機での探索が足らないのか?????
http://www.ctie.monash.edu.au/hargrave/fogel.html
これはとても良く書かれています。同時に著者は’true dynamic soaring’の例があるかについて慎重。Derek Piggottの本の引用あり、「昔は実機でも行われていた」とのこと。面白そうな文献も引用されています。
Rais-Rohani, Mascud, 1985, A Feasibility Study of Dynamic Soaring in the Jet Stream, A Thesis Submitted to the Faculty of Mississippi State University, Mississippi State, Mississippi, USA
http://homepage.mac.com/koichi_takasaki/lib/6thSSS.pdf
スカイスポーツシンポジウムの論文かな? これは係数の値が入っていないので実現の可否とはちょっと別。
http://www.wfu.edu/albatross/atwork/dynamic_soaring.htm
説明のアニメが良い。しかしアホウドリが羽ばたかずに本当にプルアップできる能率を持っているのか?? 鳥の場合は可変翼なので有利ではあろうが。
http://www.charlesriverrc.org/articles/flying/markdrela_ds.htm
モデルの世界では少なくとも障害物の裏で連続する高速の飛行はできているらしい。ベテランのRCマニア達なので普通のリッジソアリングと違うのは本当でしょう。でもその原理がダイナミックソアリングかどうかについては主観的な記述しかない。
http://www.charlesriverrc.org/articles/flying/markdrela_ds.pdf
きれいな図。しかしboundaryと飛行経路の大きさの比較とかはこの図説に従うようなものか?? 下記のURLのと同じく山の後ろで巻く風によるリフトがないかどうかの判別はできそうにない。
http://members.tripod.com/douglasturner/id27.htm
図を見るとdynamic soaringではなくてリッジの風(含山の後ろで巻く風)で飛んでいるのとダイナミックソアリングとの区別は困難に見える。
http://www.charlesriverrc.org/articles/flying/markdrela_ds.htm
この中にある、
An unbreakable full-size sailplane with L/D=50 could probably reach 500 mph in 50mph DS conditions.
を読んだところでやっぱり変じゃないかと思ってしまうんですが、実機とはレイノルズ数の違いか、地面に近くまで降りられるための違い?。
‘Dark Side Dynamic Soaring’というのはすごい命名ですね。
www.thehelix.com/soaring/articles.htm
RCでの飛ばし方の詳細。
http://www.dynamic-soaring.co.uk/
びっくりする名前のURLのサイト。中は空? 内容は下記にあるようですが、
http://www.btinternet.com/~adrian.law/DS/
メイリングリストのみのようです。
''Fundamentals of Sailplane Design''
by Fred Thomas
ISBN 0-9669553-0-7
をつんどくしてあったので拾い読みしてみました。speed
to flyについても書いてあり、ドルフィンの否定がかなり前に論文になっている記述があります。ただしこの本は教科書として書いてあるので最近の機体で速度数値などがいくつになるかについてはライヒマンの本を引用しています。
ちゃんと捜すのを忘れましたがdynamic soaringへの言及はなかったかな?
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