宇都宮航空連絡会

2003年は4月24日に陸上自衛隊宇都宮基地の航空学校分校で開催されました。資料

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2002年は4月25日に陸上自衛隊宇都宮基地の航空学校分校で開催されました。

宇都宮航空連絡会 平成14年4月25日(木)

14:30 - 17:00

陸上自衛隊北宇都宮駐屯地 航空学校宇都宮分校本館2階会議室

(栃木県宇都宮市上横田町1360

   運航状況などの情報交換

   連絡・調整

担当: 航空学校宇都宮分校総務課航空管理班長 028-658-2151 304 (FAX 304)


平成3年から宇都宮基地で基地の飛行運用者・関連企業(富士重工など)・近隣空港運航者・関東のスカイスポーツ関係者が参加して開催されていた「宇都宮(北関東)航空連絡協議会」が規定を整備して「宇都宮航空連絡会」となりました。この会は実際に運航に当たっているパイロットと地上要員の会なので非常に実際的な情報交換ができるすばらしい場です。スカイスポーツを含む団体がこのようにフランクに討議できる場は国内に他にはないかもしれません。

小山絹滑空場からは菊地氏が当初から参加。日本グライダークラブも継続して参加しています(今回は初野理事)。AOPA-Japanは初の参加でしたが山縣理事と嶋田が参加。

以前参加されていた熱気球の関係者は最近は参加がないようです。

基地から大きな事項として、平成14年度夏にレーダー器材の更新があるため一ヶ月レーダーサービスの方式が変わること、また暗視野装置(Night Vision Goggles)を使用したヘリ飛行訓練を行っていることの説明がありました。NVG使用の訓練は現在はフィルターをつけて昼間行っており、実際の夜間の飛行の開始は未定とのこと。参加者は実際に2つ用意されていたNVG付きのヘルメットを被って、フィルターをつけた昼間のモードでの視野を体験することができました。両眼のNVGですが視野が40度と狭いのが制限になりそうです。

AOPA-Japanからの質問(前日ファックス)については以下の応答がありました。あくまでも現場の方への質問ですのでおのずから限界があります。

問)VFRレーダーサービスの時間拡張の検討をされたことがあるか?
答)VFRレーダーサービスを含む補足業務については現場で拡大の検討はされていない。

問)General Aviation機のアプローチ・離着陸訓練受け入れの可能性はあるか?
答)現場としては申請手順はあるはずなのでそれが通れば受け入れるが最近の実績は聞いていない。

問)JDの受信について最近変化があるか?
答)AIP記載の310-355度30NMの制限は男体山・女峰山によるものなので変化はないはず。点検で合格しており異状の報告もない。

問)宇都宮付近でのOFFSIDEの利用実績があるか?
答)空自のOFFSIDEと宇都宮基地はATC上の連携はないのでデータなし。

問)レーダーでprimary imageのモニターをする頻度は?FRP製のグライダーは写っているか?(参考:羽田やセンターなど国土交通省のレーダーでは切り替えれば見えるが殆どprimary imageは見ていないらしい)
答)常時primary imageを見ている。FRP機かどうかは言わなければ分からない。逆に交信相手が見えないと認識することはないのでまずFRP機も写っていると思われる。通常使用しているレンジは40NMで、遠くてもprimary imageが減弱して見難くなる傾向は薄い。付近ではおよそ800ftといった高度のものは見えている。平成14年のレーダー更新後も運用は基本的に変わる予定はないのでprimary imageのモニターは続けるはず。これは低いヘリコプターなどを監視する宇都宮基地の業務から必要なので。
(参考:宇都宮に関してはFRP機の中にボート用のレーダーリフレクターを積むのは有効になりそうだ)

問)ATC上GA機が宇都宮の空域で問題になった事例があれば教えて欲しい。ACAのどっち側がより注意を要するか?
答)GA機で問題があったという報告はない。日本語で応答しているので分かりやすいと思う。基地の訓練で使用する空域は場合により異なるので一概には言えないが、北西は山なのでトラフィックが少なく、小山・結城・下館ではトラフィックが多いので注意が必要であろう。

他の団体からの質問への応答など下記。

・DVG訓練(NVGを昼フィルターで使用)の高度は1,000-3,000ft程度。複数のヘリで行う。夜間のNVG訓練も複数機となるはず。
・NVGでは送電線は見えないが塔は良く見える。赤外線照射装置を使うと線も見える。
・例えば茂木方面に何機ヘリが出ているかは空中でレーダーに聞けば分かるが位置は低空のためレーダーで見えないので答えられない。トラフィックの確認の実際としては、1時間前くらいになればスケジュールがはっきりしているので運航事務所に電話で問い合わせて貰うのが良いと思われる。
・モーターパラグライダーが桶川の上を場周高度で往復した件があった。発着場としては佐野の50号線沿いと羽黒山にあるようだが、今回参加のハング/パラの団体傘下ではないので是非次回に関係者に参加して貰いたい。
・VHFを積んでいないグライダーのトラフィックは妻沼で多い。モニターはしていることがある。

・小山絹付近にはGCA経路が設定されている(下図)。

平成13年8月に着任された司令はGAに理解が深く、基地祭にもGA機に多数参加してもらい、機体の説明板などもつけて貰えれば良いとのお話だったようです。

是非この会が関東のGA/スカイスポーツの空域調整に今後とも活躍することを祈ります。


小山絹滑空場付近にはGCAの経路があるため平日は注意が必要。

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