2006年2月19日日本グライダークラブ低圧チャンバー訓練
JAXA筑波宇宙センターの低圧チャンバーで訓練を行いました。
筑波宇宙センターの低圧チャンバーの現在の固定設備は酸素レギュレータが生徒用5台(東京航空計器RO-45プレッシャー・デマンド型、ファントムなどに搭載している米軍・自衛隊のものと同等)なので生徒は5名ずつ3組に分かれ15名が受講しました。
高度29,000フィート付近からは100%酸素でも酸素量が足らないのでマスク内が環境圧より高くなり、喋りにくくなります。地上圧で飛んだヘリコプターのおもちゃは飛ばなくなり、風船は丸く膨らみました。
降下に移ってからは持ち込み酸素装置のある参加者は自分の装置での血中酸素飽和度の変化のチェックを行いました。
25,000フィートでの低酸素体験の症状は人により反応が大きく違いますが、十分酸素を吸った状態からの低酸素状態なので確実に症状が出ます。本訓練の大きな目的は低酸素の症状を自分で体験し、また交代して目の前の生徒の症状を観察することです。ある組では5機のうち2機は墜落状態に入りました。低酸素では苦しい症状が出る人は少ないので、自分で「がんばっている」意識はないまま操作ができない状態に移行してしまうことが良く分かったと思います。
Reprogleのトレースは仕様が30,000ftまでなので33,000ftの高度の部分は振り切れています。

低酸素時の書字例


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