菊地雷三先生ご逝去
菊地雷三(きくち れいぞう)元院長はAerospace Medical AssociationのFellow memberを長く務められた日本の代表的Aviation Medical Examinerでした。
先生は2003年2月8日にご逝去されました。78歳。
雷三先生は長らく都内のお住まいでしたが、幼少時は上海で過ごされ、現地のボーイスカウトで活動されたそうです。
戦後は杉並のご自宅で産婦人科を開業されていましたが学会で韓国の航空医学の先生と話をされたことから航空医学に興味を抱かれ、ここ数十年は羽田空港の東京国際空港診療所での一般外来と航空身体検査が医療活動の中心でした。
航空身体検査は国内のみならず米国、オーストラリア、ニュージーランドと手がけていらっしゃいました。
ご冥福をお祈り致します。