有楽町線

(最終更新:2008/2/4 ページの作成)



・路線について
おそらく、東京メトロで最も複雑な運用の路線だと言えるでしょう。
基本の路線は新木場〜和光市で、その先森林公園まで東武東上線に直通を行っています。
和光市〜小竹向原間はホントは副都心線として開業するはずだったのですが、
当時は副都心線(当時はまだ13号線)の建設許可が下りず、有楽町線として建設する
形となりました。また、小竹向原から支線のような路線が分離していますが、
どう見ても東京メトロなこの路線、実は西武有楽町線という西武鉄道の路線。
この支線を経由して西武池袋線への直通運転を行っています。
現在は飯能まで直通していますが、直通開始当初は西武有楽町線内だけ、つまり練馬までの運用でした。
西武球場で試合が開催される際は西武球場前行きの臨時電車も運行され、好評を博しています。

現在は、副都心線用の車両もともに有楽町線で活躍しており、
東武9000系更新車、東武50070系、西武6000系更新車および10000系がそれにあたります。
副都心線は8両編成の車両も登場することになるため、
10000系の8両編成の新造の他、7000系を更新改造して8両編成を組成することになり、
そのため改造された際に余った7000系が少数廃車されています。

そして、臨時列車ではありますが小田急電鉄MSEに新木場発着の運用が設定されており、
複雑な有楽町線の運用が余計複雑になってしまいました。

また、↑のように、ただでさえ複雑な運用となっている有楽町線ですが、
豊洲駅から亀有駅まで延伸する計画も立っています。そこが有楽町線としての開業なのかはわかりませんが…。
そのため豊洲駅は変わった構造になっており、間に2本線路を敷くためのスペースが用意されています。
ただ、こちらの実現性はちょっと今のところは薄いようです。ちなみに半蔵門線の住吉があんな構造なのも
この延伸した有楽町線と接続するためとかなんとか。

ちなみに有楽町線には、沿線に皇居があったり海上保安庁があったり自衛隊の駐屯地があったり、
乗り入れ先にも航空自衛隊入間基地があったり朝霞駐屯地があったり。
そんなことからいざという時には軍事路線にすることもできるように作られた!
…なんていう都市伝説があったりします。真偽は不明ですが、国家の要所を面白いくらい沢山通っているのは事実
(↑の他には永田町(国会議事堂付近)・新木場(新木場ヘリポート)など)なので、少し興味深いですねw



・開業履歴
1974年 池袋〜銀座一丁目
1980年 銀座一丁目〜新富町
1983年 営団成増〜池袋
1987年 和光市〜営団成増
1988年 新富町〜新木場
1994年 小竹向原〜池袋(…後に副都心線となる有楽町新線)
2004年 駅名改称。営団成増 → 地下鉄成増/営団赤塚 → 地下鉄赤塚


・主な駅
新木場
JR京葉線やりんかい線と乗り換えられるターミナル。
この駅の先には検車区があり、時々貴重な車両とかも留置されていたりします。

豊洲
亀有方面への建設用地を確保してあるので、上下線のホームが線路2本分の用地を挟んで
はなれている変わったホーム構造となっています。
近年、この辺りの発展が著しく、MSEも止まることが決定しました。

月島
もんじゃ焼で有名な月島。この辺りを通っている地下鉄は有楽町線だけだったのですが、
近年都営大江戸線もやってきました。またもんじゃ食べに行きたいなぁ。

新富町
なんてこと無い普通な駅なのですが、この駅珍しいことに両側の線路の間の柱が1本も立っていません。
なので、地下駅にも関わらず電車が非常によく見える駅として有名です。

有楽町
有楽町線の名前の由来となった駅。山手、京浜東北両線の他、日比谷駅とも接続があるので
日比谷線と都営三田線、千代田線とも乗り換えられます。さり気に大ターミナル。

飯田橋
飯田橋も通っています。ここもさり気に大ターミナルの駅のひとつ。
ただ、南北線以外への乗り換えの利便性はイマイチ。

池袋
東京メトロ1の乗降を誇る駅。東武および西武線から乗ってくると以前は「新線池袋」という
行き先がありましたが、これは現在の副都心線のホームを利用する列車。
副都心線開業後はこの行き先はなくなりました。有楽町線のホームは
広くもなく狭くもなく。ホームが大きくカーブしているのが特徴。


小竹向原
西武有楽町線と分離する駅。副都心線との分離駅でもあります。副都心線とは池袋まで併走しますが、
副都心線は各駅停車で合っても千川と要町には止まりません。
この駅には、有楽町線のホームにもホームドアが設置されています。
東武9000系9001Fと07系はドアの位置が違いますが、いったいどうやって対応させるんでしょう。

和光市
有楽町線の終着駅で、約半数の列車がそのまま東武東上線に直通します。
ここの始発ホームはメトロの他の駅ではまったく聞いたことのない、変な音のベルが流れます。
駅の管理そのものは東武が行っていますから、東武が設置したベルがそのまま
残っている、ということなのかもしれません。



・駅の放送について
基本的に全ての駅で新型放送になっていますが、
有楽町線と銀座線でのみ女性のアナウンサーが違う方となっており、
その上有楽町線では更新されたのが割と初期だったのか(?)、放送の
発音のイントネーションが男女共に異なり、ちょっと早口な感じになっています。



・現在活躍中の車両
07系

1992年に増備車として登場した車両。
合計6本が在籍していましたが、新規開業する副都心線にはホームドアが設けられることになり、
他の車両とドアの位置が違う07系は有楽町線にたくさん残っていると厄介なことになることから、
現在は4本が東西線に転属してしまいました。
ホームドアは有楽町線にも設けられている(>小竹向原)ので、今運用に入っているのかどうかは
正直わかりません。
7000系

有楽町線開業当初からの車両で、6000系や8000系同様まだまだ更新されて元気です。
この車両も副都心線に数本が転属することになっており、
そちらは東急の各駅停車(急行も?)に合わせて8両編成化されています。
そのため、8両化&更新をした際にあまった2両が数両除籍されています。
今後もその改造は続くので、結果的には結構な量の廃車が出てしまうようです。
10000系

東京メトロ初の新形式。副都心線用として作られた車両ですが
現在は有楽町線で活躍しており、副都心線開業後も一応有楽町線運用にも入ると思われます。
営団時代の車両の特徴を多く備えた(300形、1000形、6000系)車両でもあり、
新しい中にも伝統を残した興味深い車両となっています。


・乗り入れ車両
東武 9000系

東武鉄道との直通開始に合わせて登場した車両で、東武鉄道初のステンレス車両。
見た目は10000系ですが走行音は最初に低い音が鳴るほかはちょっと8000系にも似ています。
近年、副都心線対策に更新された車両が登場。
見た目もちょいちょい変わっています。
東武 9050系

新線池袋開業に際して増備用に登場した車両で、VVVFインバータ制御を採用しました。
見た目は9000系ソックリですが、ドアチャイムもあるし自動放送も付いています。
この車両も副都心線対応化に合わせて更新されましたが、9000系と比べると新しいので
更新内容は少々簡素なものとなっています。
東武 50070系

9000系の更新車を全部副都心線につぎ込むと有楽町線の東武車が不足してしまいます。
その分を補うために登場した車両で、9000系ともども有楽町線と副都心線どちらの運用にも
入るものと思われます。見た目はフルカラーLEDの50050系といった感じ。

西武 6000系

西武鉄道の旧型車両の置き換えおよび有楽町線との直通開始に合わせて登場した形式で、
従来の西武鉄道のイメージを覆す見た目は登場当時話題を呼びました。
この車両も副都心線対応車が徐々に増えています。前面が真っ白になっていることと
フルカラーLEDになっているのが違い。
最初は白い顔に驚いたけど、今はかえってこっちの方がいいような気もします。
西武 6050系

6000系のアルミ車体バージョン。1996年からの増備はこの車両になりました。
後期車は戸袋窓も埋められすっきりした見た目になってます。


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