副都心線

(最終更新:2008/11/)



・路線について

「地下鉄13号線」「有楽町新線」という路線名を聞いたことがある方も多いと思いますが、これが現在の副都心線です。
計画自体は1970年代からあったのですが、なかなか建設許可が下りないなどの理由で建設に踏み切ることができませんでした。
そのため、一部区間のみを開業させ「有楽町新線」として千川・要町に止まらない有楽町線としての営業を開始したのです。
この区間から延伸を行い、東急東横線へも乗り入れる埼玉〜横浜間のバイパス的な路線となるのが副都心線。
東横線との直通運転は2012年から始まり、東武西武メトロ車がそれぞれ元町・中華街まで乗り入れる
ことが決定しています。一方の東急側については新宿三丁目以北に行かない運用も設定されることが決まっているようで、
そのため新宿三丁目駅近くに折り返し用の線路が設けられることになっています。

ちなみに副都心線以外の新線として、有楽町線豊洲から半蔵門線住吉を経由して松戸方面へと至る
路線が計画されていますが、そちらは着工する気配すらありません。
豊洲駅と住吉駅はその路線が開業した場合便利になる線路配置にされていますが、はたして役立つ日は来るんだろうか。
…とか考えていたら、「これ以上新線が開業することはない」と発表されてしまったので、これらが役に立つことはなさそうです。



・開業履歴
1983年 営団成増〜池袋(有楽町線として)
1987年 営団成増〜和光市(有楽町線として)
1994年 小竹向原〜池袋(有楽町新線として)
2004年 駅名改称。営団成増 → 地下鉄成増/営団赤塚 → 地下鉄赤塚
2008/6/14 池袋〜渋谷


・主な駅と写真(小竹向原以南は全駅)
和光市 Wakoshi(F-01)
有楽町線および副都心線の始発駅で、この駅から小竹向原までは有楽町線と同じ線路を
走ります。駅の管理は東武が行っており、そのため発車もブザーではなく、変な音のベルが流れます。
ここから小竹向原まではホームドアがありません。発車メロディが付くのも小竹向原から。

小竹向原 Kotake-Mukaihara(F-06)
西武線からの列車が合流する駅でもあり、有楽町線と分岐する駅でもあります。
池袋までは停車駅こそ同じ物の、ホームとかは別々のものになるようです。
この駅には副都心線、有楽町線共にホームドアが設置されています。
有楽町線側はドアの位置が違う車両もいるのですが、はてさて、どうやって対応させていくのでしょうか。

駅名表3・4番線ホーム
路線図:このタイプが撮影できるのも今のうち。
千川 Senkawa(F-07)
有楽町線と並走しているものの、有楽町新線として先に開業していた部分を通るので
ホームは違い、有楽町線も乗り換え路線扱いとなります。

駅名表ホーム
4番線渋谷側 ホームからの線路の様子:直線が続きます。
要町 Kanamecho(F-08)
同上。都営12-000形試作車が保存してある千早フラワー公園はここが最寄駅です。

駅名表ホーム
4番線渋谷側 ホームからの線路の様子:別にシールド工法ではない模様。従来から開業していたからでしょうか。
池袋 Ikebukuro(F-09)
小竹向原〜池袋間は「有楽町新線」として先行開業していました。
その当時の副都心線を走る池袋行きは「新線池袋」行きとして区別され、千川と要町を通過するのが
特徴でした。副都心線になってからは、同駅も停車する(各駅停車のみ)ものの、
ホームの場所は有楽町線と別の場所になっています。

駅名表ホームベンチ
5番線渋谷側 ホームからの線路の様子:急なこう配を下ります。この理由は、上越新幹線を伸ばす時に…
6番線渋谷側 ホームからの線路の様子:…使う用地を確保するためだそうです。ホントに延伸するのかなぁ。
雑司が谷 Zoshigaya(F-10)
都電荒川線との乗り換え駅。各駅停車のみの停車です。
都電荒川線にも雑司ヶ谷という電停があるものの
この駅と乗り換え扱いになるのは鬼子母神前電停で、従来の雑司ヶ谷電停は
「都電雑司ヶ谷」という駅名に変更されました。ちょっとわかりにくいかも。

駅名表ホームベンチ(通常)
ベンチ(壁):ちょっと腰かける、という程度のベンチ。立ちあがるのも楽です。
2番線和光市側 ホームからの線路の様子:シールド工法が続いています。
1番線和光市側 ホームからの線路の様子
西早稲田 Nishi-Waseda(F-11)
早稲田大学の理工学部方面はこの駅が最寄り駅。
大久保方面ものこの駅からどうぞ。

駅名表ホーム(1番線)ホーム(2番線)ベンチ
東新宿 Higashi-Shinjuku(F-12)
新宿そのものは止まりませんがその近くは通ります。
都営大江戸線との接続駅ですが、通勤急行と急行は止まりません。
この駅で各駅停車が通過待ちを行うことが多いようです。

駅名表ホーム(2番線)ベンチ
通過線側の壁:何故かホームドアが付いています。
2番線渋谷側ホームからの線路の様子:急な勾配を下りてきて通過線とホームへの線がわかれています。
新宿三丁目 Shinjuku-Sanchome(F-13)
丸ノ内線および都営新宿線との乗り換え駅で、急行が止まります。
将来的に東急東横線が乗り入れてきた際、8両編成の電車はこの駅で折り返すことになる、という
計画のようです。ホームの一部に吹き抜け構造が採用されており、ホームの上が見えます。
丸の内線、新宿線ともかなり隣接した位置にホームがあり、丸ノ内線は乗り換えも簡単です。

駅名表
北参道 Kita-Sando(F-14)
表参道の端っこにある駅。のんびり表参道界隈を散策できます。
千駄ヶ谷や代々木などにも近いようです。通勤急行と急行は止まりません。
場所がなかったのか、ホームはちょいと狭いです。

駅名表ホーム8両編成停止位置表示
2番線からの渋谷方面の線路の様子:すぐカーブ。そのカーブから先はシールド工法。
明治神宮前 Meiji-Jingumae(F-15)
原宿です。千代田線、JR山手線との乗り換え駅。
北参道駅からおしゃれな街を歩いてくるとこの駅に着く…といった感じになるのかな。
それなりの乗降は見込めそうな気がするのですが、通勤急行と急行は止まりません。次が終点だからかな。

駅名表ホームベンチ吹き抜け
2番線からの渋谷方面の線路の様子:駅を出てちょっとするとシールド工法になっているみたいです。
渋谷 Shibuya(F-15)
終点です。2012年には東急東横線の駅となり、そのまま元町・中華街まで直通運転が開始される
ことが決まっているため、駅の管理は東急が行っています。
2012年までは東横線は地上の駅を利用するのですが、どちらも東急の管轄となるようです。
そのため、将来的には2面4線に出来る構造になっており、現在ホームの端は到着&発車する
電車がよく見える構造になっています。

駅名表吹き抜け吹き抜けを上から見た様子渋谷駅ミニチュア
ホームの間にある線路:やがて、ここに東横線が入ってきます。
↑の反対側:現在は、線路は途切れ途切れに設置されており、こんな広い空間も。
↑の奥:発着する電車を眺められます。do not フラッシュ。
停車駅案内:東横線が乗り入れてくるとまた変わっちゃうと思うので今のうちに撮影。
3番線横の謎の空間:いずれ何かに使うんでしょうか、これ。



・駅の放送について

全駅、スイッチ社製のメロディが採用されており、必ずフルコーラスが鳴りますが
運転手が鳴らすタイプなので渋谷(始発)、小竹向原、東新宿、新宿三丁目(停車時間が長い)では
なかなかタイミングがつかみづらいのがネック。また、駅員さんがしゃべると
放送はおろかメロディまで流れなくなってしまいますので、混雑時の収録はあまり
お勧めできません。結果が出ないと思うんで。
なお、接近〜発車放送はこのような流れになります。

接近
タイミングはつかめない。駅によっては「電車が来ます」表示の直後に流れるが、
全部の駅がそうというわけではない。接近チャイムは無い。

到着放送
駅名連呼+種別、行き先案内のみ。停車時間がないと途中でぶった切られて
発車メロディに突入。駅員さんが放送をしているとメロディもこの放送も流れない。

発車放送
「ドアが閉まります。手荷物をお引きください。無理なご乗車はおやめ下さい。」
という、変わった言い回し。丸ノ内線でもこの方式が採用されましたが、南北線はどうなるやら。
なお、乗り換え駅の場合は発車放送の 後 に 
乗り換え放送が入るので、完璧に収録したい人は気をつけましょう。

その他
ホームドアからは簡単なチャイムが流れます。方面、開閉ともに関係なく1つの音。
丸ノ内線のホームドアもこのチャイムが使われています。

余談
個人的には発車メロディの中ではオーバーフローが好きです。
どこのホームでどういったものがつかわれているかといったことについては編集中。
「鉄道モバイル」というケータイ着メロサイトで、副都心線の発車メロディの音源をダウンロードすることができるようです。
興味のある方は、ぜひ。



・現在活躍中の車両
7000系

有楽町線開業当初からの車両で、副都心線でも活躍することになりました。
8両編成と10両編成の2通りが在籍しており、この改造に合わせた更新も
行われました。その改造で、8両編成を作る際に余った車両は廃車されてしまっているようです。
その他、有楽町線用の一部の編成が10000系で置き換えられることになっているようで、
6000系や8000系と比べるとちょっと影の薄い存在になってしまうかもしれません。
10000系

東京メトロ初の新形式。副都心線用として作られた車両ですが有楽町線も走りますし、
有楽町線の7000系を少し置き換える計画もあります。
営団時代の車両の特徴を多く備えた(300形、1000形、6000系)車両でもあり、
新しい中にも伝統を残した興味深い車両となっています。


・乗り入れ車両
東武 9000系

有楽町線と東武鉄道との直通開始に合わせて登場した車両で、東武鉄道初のステンレス車両。
見た目は10000系ですが走行音は最初に低い音が鳴るほかはちょっと8000系にも似ています。
副都心線に乗り入れることも決まり、それに合わせた更新を行いました。
ドアの位置が異なりホームドアに対応できない9001Fを除いたすべての車両が副都心線に対応しています。
東武 9050系

新線池袋開業に際して増備用に登場した車両で、VVVFインバータ制御を採用しました。
見た目は9000系ソックリですが、ドアチャイムもあるし自動放送も付いています。
この車両も副都心線対応化に合わせて更新されましたが、9000系と比べると新しいので
更新内容は少々簡素なものとなっています。
東武 50070系

9000系の更新車を全部副都心線につぎ込むと有楽町線の東武車が不足してしまいます。
その分を補うために登場した車両で、9000系ともども有楽町線と副都心線どちらの運用にも
入るものと思われます。見た目はフルカラーLEDの50050系といった感じ。

西武 6000系

西武鉄道の旧型車両の置き換えおよび有楽町線との直通開始に合わせて登場した形式で、
従来の西武鉄道のイメージを覆す見た目は登場当時話題を呼びました。
この車両も副都心線対応車が徐々に増えています。前面が真っ白になっていることと
フルカラーLEDになっているのが違い。
西武 6050系

6000系のアルミ車体バージョン。1996年からの増備はこの車両になりました。
後期車は戸袋窓も埋められすっきりした見た目になってます。


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