ニュースでも連日取り上げられている石油価格の上昇ですが、実はITバブル終盤から崩壊後にも同じような
動きが見られました。要は暴落が近いだろうってことです。以下は東京ガソリンと東京灯油の1999年8月から
2004年10月における先限つなぎ週足のチャートです。


ガソリンも灯油もほぼ同じ動きをしてます。IT期終盤からの推移を見ると2000年3月あたりからガソリンや灯油
の価格は上昇を始め10月半ばに下落に転じてわずか2ヶ月足らずで上昇前の価格まで戻っているのがわかります。
同じようなことが2004年3月からも起こっていて1本調子で上昇を続けて現在10月半ばですが過去最高値を
つけているといった感じになってます。他にも2001年1月から2001年7月あたりまでの上昇とその後の下落
といったものも見られます。共通しているは精々半年強程度でトレンドが変わっているということです。つまり
こういった投機的なミニバブルにはある程度寿命があるようだということです。現在の状況を見れば仮に過去の
経験則に沿ってトレンドを予測するなら今の上昇相場もここら辺が潮時な感じを強く受けます。恐らく、何らかの
切欠で(例えばアメリカ大統領選とか)トレンドが大きく変わる可能は十分あります。もしガソリンや灯油の取引
にもオプション取引があるならプットオプションを買っておきたい気分ですね。調べてみると金にはオプション取引
があるようですがその他の商品取引にはないようですね。先物だと下手にポジション取っちゃうと逆に行ったとき
が怖いですからやれませんけど、オプションの買いなら損失限定で宝くじ感覚でやれるんであったらやりたい状況
です。(^^;)
現在の相場は中国などの需要増を見込んだにしてもあまりに買われ過ぎで原油の需給関係とは無関係の投機的
色彩が強いので、投機資金による相場は株にしても何にしてもそう長くは続かないことを勘案すればもうそろそろ
暴落が起こるかもしれません。ただ、例え投機するにしても相場の終盤期は価格変動が激しくなるのでタイミング
を外すと大きな追証が掛かる危険性があって普通はここでポジションなしの人が売りをするようなことはあまり
ないでしょうね。まぁ、ここで空売りのポジションを持てる人はその変動に対して十分リスクを吸収できるだけの
資金力のある人ぐらいでしょう。その資金の一部を利用して投機するんなら絶好の投機機会だと思えます。
# だから金持ちは益々金持ちになれるわけですが・・・
連日石油価格の高値更新のニュースをやってるのでちょっと我田引水で考察してみました。予想するだけなら
ただですから。(笑) ちなみに、これ見て投機しようなんて考えないでください。予測はあくまで予測であって
私の考慮していない要因によって逆に動くこともありますから。それに今だと東京工業品取引所が東京ガソリン
の証拠金を引き上げたようですからある程度資金力がある人以外はそもそも取引すらし辛い状況になっている
ようですしね。
経済物理との関係がどこにあるのか不明ですが、投機的バブル(定義をどうすればよいか不明)の性質(寿命で
あるとか価格推移の性質)をもうちょっと研究してみる価値はありそうです。投資や投機に有益な情報が得られるだろうと思います。
2004.10.16(SA)
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