第5章 チャンピオンシップ
第17条
チャンピオンシップとは、チャンピオンピオンとロジカル・コンデンターとが双方正規ウェイトで、かつコミッションがタイトルマッチとして承認した10回戦以上の試合をいう。
第18条
ストロー、ジュニア・フライ、フライ、ジュニア・バンタム、バンタム、ジュニア・フェザー、フェザー、ジュニア・ライト、ライト、ジュニア・ウェルター、ウェルター、ジュニア・ミドル、ミドル、スーパー・ミドル、ライト・ヘビー、ジュニア・ヘビー、(クルーザー)ヘビーの17クラスにそれぞれ1人のチャンピオン(以下単にチャンピオンという)を置く。
第19条
チャンピオンは1階級1チャンピオンの原則を固持する。従って同一人が2階級のチャンピオンとなることは許されない。2階級制覇のチャンピオンは10日以内にその一つを返上せねばならない。これを怠るときは自動的に軽い方のタイトルは取上げられる。
ただし、地域が異なればこの限りではない。
第20条
ロジカル・コンデンターは、チャンピオンとタイトルマッチを行う場合、挑戦の誠意を保証するため、コミッションに相当額の保証金を寄託する。
第21条
チャンピオンはタイトル獲得後6ヶ月以内にランキング10位以内の者と防衛戦を行わなければならない。
ただし、チャンピオンが初の防衛に成功した後は、6ヶ月毎にランキング1位の者の挑戦に応じなければならない。1位の者に支障がある場合はコミッションはランキング上位者から順次適格者を指名し、正当な理由なくしてチャンピオンがこの義務を履行しない場合はタイトル剥奪の理由となる。なお、負傷又は病気などの正当な理由がある場合でも、期限の猶予は45日以上に及ばないこととする。
世界ランカーは当該クラスにおいては、原則として日本ランカーより上位とする。
外国人ボクサーが、世界ランカーとして来日する場合は、世界ランカーに認められている。日本タイトルにたいする挑戦者としての優先的扱いはしない。空位決定戦の場合も同じとする、ただし、このことはチャンピオン自ら指名試合の挑戦者として選択することを妨げるものではない。
指名試合を正当な理由(負傷、病気)なく忌避した指名の有資格者(No.1)は、以後6ヶ月間日本タイトルは認めない。
空位決定戦並びに指名試合出場資格は、当該クラスに少なくとも2ヶ月以上ランクされていること。なお、当該クラスのランカーをそのクラスのウエイトで勝った最近の実績を有するものについては別途審議の上考慮される。
指名試合で挑戦者として優先権を与えられている1位の者が、理由が無くチャンピオンの申し込みを忌避した場合はランキング上不利益な理由となる。従って1位の者はチャンピオンが指名試合機嫌に当るときは常に申し込みに応ずる用意が必要である。かかるが故にノンタイトル試合出場は正当な理由とみなされない。
第22条
つぎの場合は、タイトルは空位または移動する。
(イ)タイトルマッチで、チャンピオンが正規ウェイトを維持できなかった場合タイトルは空位となる。
(ロ)タイトルマッチで、チャンピオンが正規ウェイト以外で正規ウェイトの挑戦者に負けた場合タイトルは移動する。
(ハ)タイトルマッチで、チャンピオンが正規ウェイト以外で正規ウェイトの挑戦者に勝ってもタイトルは空位となる。
(ニ)ノンタイトルマッチでも、チャンピオンが正規ウェイトで敗れた場合はタイトルは空位または移動する。
(ホ)下位のチャンピオンが上位のチャンピオンと双方正規ウェイトで戦って敗れても下位者のタイトルは影響しないが、上位者が敗れた場合そのタイトルは空位または移動する。
(ヘ)タイトルマッチで、挑戦者がオーバーウェイトの時は、勝敗のいかんにかかわらずタイトルは移動しない。
第23条
チャンピオンが海外遠征中で正規のタイトル防衛戦が行えない場合には、新に「留守チャンピオン」を置く。留守チャンピオンの決定戦は、原則としてランキングの1位、2位のボクサーによって行う。もしチャンピオンが、タイトル獲得または最も近い防衛の日から起算して1年以上たっても帰国しない場合には、自動的にタイトルを失い、留守チャンピオンがチャンピオンになる。チャンピオンが一年以内に帰国した場合は帰国後3ヶ月以内に、両者間であらためて対等の条件でタイトルマッチを行わなければならない。
第24条
チャンピオンがタイトルを返上その他の理由で空位となった場合、新チャンピオンの決定戦は原則として2ヶ月以内にコミッショナーの指名する2者によって行われるものとする。
第25条
コミッションは地区チャンピオンをおくことができる。地区チャンピオンのタイトルマッチは10回戦とし、6ヶ月以内に地区コミッションの認めたコンデンターの朝鮮に応じてタイトル防衛試合をしなければならない。
第26条
東洋太平洋ボクシング連盟加盟国ボクサー並びに引き続き6ヶ月以上日本に滞在する外国国籍を有するボクサー(以下外国人ボクサーという)にして、コミッションが資格ありと認めた者はすべての日本タイトルへ挑戦することができる。ただし、チャンピオンになった外国人ボクサー(OPBF加盟国ボクサーも含む)は、離日と同時に自動的にチャンピオンの資格を失い、タイトルは空位となる。なお外国人ボクサーでコミッションの新人テストを受け初のプロライセンスを取得したものに対しては、3ヶ月以上日本に滞在する場合は挑戦者として考慮することができる。
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