魚のように抵抗を減らす。
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@魚を平面図的に見ると、最大厚みの位置より前の部分では層流が保持され抗力が少なくなっていることが推量できる。具体的には前半部は同慶の弾丸型と涙滴型の抗力の違いなどである。 A魚の場合には泳ぎのサイクルごとに体の曲がった凹部分で対表面から水がジェットのようにしぼりだされる。これは体表面近くの流れを加速して抵抗を減少させる効果がある。 B生物の体表面には弾性があり、流れが乱れるのを吸収して安定させる効果がある。しかしこれは確定的ではない。 C水生動物の体表面は粘(ねば)で覆われており、少しずつ水に溶けて摩擦抵抗を減少させる。長い分子の重合体は体表面と流体が接触する面で滑車のように働くのかもしれない。乱流でも抵抗が減ると言われている。 D細かい表面の凹凸が抗力減少につながるという報告がある。特に流れに沿った細かい縦溝の列はリブレットと呼ばれ平滑な表面より摩擦抗力が低いことがわかった。
以上のことから推論すると、魚のようにスムーズに推進するためには最大厚みより後ろの部分が重要であり、その部分の表面近くの流れをカ加速して、流体を層流から乱流にする。そして、体表面と流体が接触する面を工夫する、前の部分の表面近くの流れが、後ろの部分でもその流れの速度を失わないようにする。
そのためには後ろの部分の体表面近くの流れの剥離を最小限に抑えることが大切である。
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