やっと増えたよ久々に!神戸でアオシギを見るの巻
2005.2.11.

 長い間お預けにしておいたアオシギをついに見に行くことにした。思い起こせば10年前、神戸のTさんご夫妻に「アオシギを見て温泉につかる会」を計画していただいたのだが、阪神淡路大震災が起こり、やむなく中止になっていた。10年目にしてやっと行く機会を得たのである。今回は酢蛸さんにご尽力いただいて(ここだけは敬語なのだ)いくつかのポイントを探してもらった。ヤマヒバリより2年目にしてやっと1種増えそうだ。まさに亀の歩みである。相変わらず金欠につきすべて一般道日帰りという強行日程である。

 11日0時半、自宅を出発。3時間睡眠で少々眠たいがいつものCD聴きながら国道2号線を北上する。九州へはよく行くが関西方面は久しぶりだ。東広島あたりではあちらこちらで道路工事をやっている。夜間だから仕方ないのだが、そのたびに片側交互通行ではリズムが狂う。福山まで2時間、笠岡までで3時間もかかってしまった。こりゃ間にあわんぞ!明石駅に7時待ち合わせである。少々焦ってきた。
 運転しながらの飲み食いもだいぶ慣れてきた。というか運転しながら飲み食いできるものを買うのだ。飲み物はねじ式のペットボトル、食べ物は筒状のスナック菓子を股にはさんで片手で食べる。これがいいのだ。手拭き用のウエットティッシュも側に常備して完璧である。途中吉野屋の牛丼の看板が見えた。そういえば今日は1日限りで牛丼が復活するんだ。ようし帰りに食べて帰ろう!反対側の車線の店をチェックする。倉敷で食べれば時間的にもちょうどいいはず。出水で食べられなかった悔しさを倉敷ではらすぞ!
 兵庫県にはいるとバイパスがよく整備されていてびゅんびゅん飛ばせる。あっと言う間に明石に着いてしまった。5時半明石着。早いのでコンビニの駐車場で仮眠をとる。6時半まで寝て朝食後明石駅へ移動。待ち合わせの場所へ急ぐ。確か明石駅の交番前に車が止められるところがあると言っていたなあ、あれ?交番前はバス停が並んでいるぞ?ここには止められないよなあ・・・と思っていると酢蛸さん登場。「ここには車止められないぞ」「いや朝ですから適当に止めてもいいんです」相変わらず適当な男である。私のかつての弟子O君も合流しお互い挨拶を交わす。O君と酢蛸さんは15年くらい前に会ったことがある。酢蛸さんはO君のことをすぐにわかったが、O君は酢蛸さんがすぐには・・・・だってあの当時から比べると髪が・・・・・

明石駅北口


酢蛸さんとO君

 さっそく神戸市のとある場所へ案内してもらった。住宅街の真ん中にコンクリート3面張りの水路がある。水路と言うよりはっきり言ってどぶである!そこに例のものが出るらしい。ここ2週間姿を見せていないと言うことだったが、橋の上からのぞくと、何と楽勝で発見!みごと401種目達成!車から降りてじっくり観察する。
しっかりカメラ目線のO君

 橋の上から写真を撮影したが、光が回らず暗い。でも被写体はじっとしているので三脚固定で撮影。何とか写っているだろう。警戒心はかなり強く、三脚担いで近づくとすぐに飛んでしまう。水路のコンクリート壁が微妙に高くて、背伸びすると近くにいるのが見えるのだが、レンズを出すことができない。脚立を持ってくれば良かった・・・。酢蛸さんは何度も通っているのに脚立のことが頭になかったのかいな?
 とりあえず見ることができたので、あとは余裕でいろいろと案内してもらう。神戸市のそのほかのポイントに行ってみたがそこでは残念ながら見つけることができなかった。押部谷町ではカシラダカやベニマシコの群れを観察した。ここはまさに里山の風景でとても感じのいいところだ。酢蛸さんもよくここに来るらしい.天気のいい日に弁当持ってのんびりできそうなところである。

まさに里山


踊る酢蛸????


左から酢蛸さん、私、O君

 続いて西区の平野町へ。ここでもかつてアオシギが見られたらしいがその姿はなかった。秋には河川敷の芝生でジシギ類が見られるようである。ハリオシギを増やしたいなあ。
水田の方ではコチョウゲンボウとチョウゲンボウがセットで出現。大きさの違いがわかった。

広い河川敷

 西区の神出町では河川敷の脇の水田に牛糞が積んであり、夜になるとヤマシギが7〜8羽出現するらしい。市街地の近くでこんな場所があるなんて驚きだ。コミミズクとフクロウもいるらしく、ネズミがたくさんいるのだろう。そんな状況の中で酢蛸さんはヤマシギの写真が1枚もない。なぜかというと彼はストロボを持っていないのである!詳しくはここ参照!彼はみんながパカパカストロボたいているときに指をくわえて見ているのだ。たまには友人から借りて写させてもらえばいいのに。私には理解できないのだ!

牛糞の塊


ヤマシギのくちばしのあとが・・

 突然酢蛸さんがアカガシラサギのことを思い出した。毎年飛来しているらしい。明石川と井川の合流点らしいがその姿はなかった。秋の台風で河川敷は樹木がなぎ倒されひどい状況になっていた。関西も大変な被害だったようだ。なかなか中身の濃い午前の時間を過ごしたのでそろそろお昼にする。王将かと思いきや?牛丼のすき家だった。似たようなもんか・・。

 午後は明石公園のアオバズクを見に行く。越冬しているアオバズクは大変珍しい。これは行けば必ず見られるものだと思っていた。しかし・・・・

明石公園入り口の看板前にて


明石公園のロータリー


この巣箱で繁殖しているらしい


このあたりの木にとまっているはずなのだが

 どこを探しても姿が見えない。確実なはずのアオバズクにふられてしまいました。仕方ないので公園内を歩いて探鳥した。公園内は樹木がうっそうと茂っていてなかなかいい感じである。ルリビタキの雄を3個体は確認した。トラツグミらしい姿も見た。いないのはアオバズクだけ・・・ルリビタキの撮影をして二ノ丸へアオバトを探しに行く。これも早朝がいいようなのであきらめていたが、酢蛸さんの足下から突然緑色の塊が飛び立った。きれいな雄のアオバトである!しばらくドングリの木にとまってくれたのでスコープでばっちり観察そして撮影!つぶらな瞳がとてもかわいかった。3人とも大興奮で観察したので、その熱気が伝わったのだろう。気がつくとまわりにおじさんたちが集まっていた。すると何とアオバトは地面に降りてドングリを食べ始めたではないか!しかも光がばっちり回った場所で!シャッターを触る手がふるえる・・かなりぶらした気がするが、何枚かはいっているだろう。写真をくださいと2人にせがまれてしまった。ぶれていたらどうしよう・・。

ここの右上の斜面に降りました!

 アオバトが撮影できたのでひょっとしたらアオバズクも見つかるかも?と思って戻ってみたがやはりそううまくはいかなかった。アオバズクはあきらめて、野生化したハッカチョウでも探そうかと明石漁港へ向かう。酢蛸さんは北海道のなべよしさんの影響でカモメが好きになったようだ。スコープでカモメをじっくり見ていた。そろそろいい時間になったので私は帰ることにする。2人と別れの挨拶をして、16時半明石港を出発!帰りはさすがに眠たいので高速を使おうかと思ったが、いやいや行けるところまで頑張ろうと気合いを入れる。

さよなら明石大橋

 帰りは念願の吉野屋だあ!倉敷で吉野屋の看板を見つける。行きに見つけておいたところだ。空腹をこらえて飛び込んだ私の目に映ったものは・・・・「売り切れ」!が〜ん!よく考えると人気メニューがこんな時間まであるはずがない。新聞やテレビでも報道されていたらしく長蛇の列であったそうだ。大阪では車までも突っ込んだらしい。めちゃめちゃに壊れた店の中で牛丼を食べている映像は怖いものがある。仕方なく豚丼でがまんする。めちゃくちゃ眠たいが何とか今日中に到着するぞ!という誓いはきわどかったが自宅到着時刻は23時50分!ぎりぎりセーフ。以上、24時間耐久関西鳥見の報告でした。

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