こっそり増やした!・・・・ジュリン! 2010.2.25 島根県松江市

 冬のシーズン終盤の2月下旬、タンチョウ騒動も落ち着き、冬鳥の仕上げに入ろうとしているとき、ふと知人のブログに度肝を抜かれた!その方はかの有名なワシタカ写真家のIさんで、山陰でハイイロチュウヒの撮影をしておられた。その待ち時間に車のすぐそばにシベリアジュリンが群れでやって来たとの記述が!実は私、九州に4年間もいながら、しかも何度も出水に通っていながらまだ見たことがなかったのだ。今さら無理矢理見に行きたいとも言えず、諫早でもナベコウの合間にこっそり探しては見たものの、なかなかしっかりと確認できなかった。というより正直に言うとちゃんと識別できなかったと言うことです(認めますよ〜だ!)。早速電話を入れ、詳しいポイントを教えてもらい、こっそりと山陰へ。よく考えてみると今シーズンはこれで4回目の山陰だ。現地へ到着するとマガンやコハクチョウのお出迎え、チュウヒやハイイロチュウヒも姿を見せるが、私の気持ちはシベリアジュリン1本!とても他人には言えない目標!畑の片隅に車を止めてひたすら待機。しかし1週間前とは状況が変わって、シベリアジュリンの群れは見あたらない。畑をちょろちょろする小鳥はすべてオオジュリン、太めのくちばしをしっかり確認してため息の連続であった。そんな中、畑の片隅から灰色の1羽が飛び出して草に止まった。双眼鏡で見ると、「おおっ!」くちばしが細くてツートンカラー!やった!と思ったがすぐに自信をなくす。待てよ本当にそうだったかな?何て思い出すともういけない。今までの失態が頭をちらつき、自信がない方へと気持ちが揺らいでいく。いや、こんな気持ちを振り払うためにはあのブログに載っていた思いきり夏羽の個体を見つけるしかない!そう言い聞かせながら畑の周りを周回。すると、1羽の灰色の鳥が草のてっぺんにとまった!その姿は!頭が真っ黒でまさにブログで”シジュウカラ”と表現されていた通りの完全夏羽のシベリアジュリンだった。これならさすがの私も確信できた!やったぞ411種目!こうして九州時代からの目の上のこぶであったシベリアジュリンをやっとの思いでクリアしたのであった。あ〜しんどかった。これで気持ちは余裕たっぷり。そば屋でお気に入りのマイタケ天ぷらそばを平らげ、満足して帰路についたのであった。(その後の写真整理で、昨年のベニヒワ事件で撮影した中にシベリアジュリンらしい個体が写っていたという事実は永遠に闇の中に葬ることにします。チ〜ン!)

これなら間違いなし!出も興奮しすぎてぶれました。


これも大丈夫よね?


このくちばしは大丈夫か?

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